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【2019年最新版】3大共通ポイント徹底比較:賢くポイントを活用するテクニック

Tポイント、Pontaamazon楽天、航空会社マイレージ、クレジットカード会社、通信キャリア、最近ではPayPayを始めとするQR決済まで、世の中数え切れないぐらいたくさんのポイントが乱立していますが、本当におトクで使い勝手がよくて、何よりも貯まりやすくて生活に役立つ共通ポイントは一体何なのか?賢くポイントを活用する方法を考えてみたいと思います。 

Tポイント

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TSUTAYAの運営会社、CCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)が運営する国内最大手のポイント会社。全国展開しているレンタルビデオ店のポイントを、いち早く共通ポイント化する戦略でコンビニやファミリーレストラン、スーパーからガソリンスタンドまで、生活に密着したあらゆる業態と提携、全国数万店舗という規模にまでTポイント経済圏を拡大。2014年には会員数約7,000万人まで達し日本最大の共通ポイントになりました。

が、スマートフォンタブレット、またNetflixやHuluなどの普及に伴い利用者ベースの基盤だったレンタルビデオ店が徐々に縮小し始めており、提携企業の離脱が続々。2019年は、三越伊勢丹に始まりドトールやヤフーが離脱、さらに最大のパートナー、ファミリーマートも提携自体は継続するもの楽天とdポイントの併用になるなど、ここのところ少し陰りもみられています。

とはいえ、まだまだ提携先は多く、現時点でも日本最大の共通ポイントであることは間違いありません。

 

どこでたまる?(主な提携先)

tsite.jp

 

還元率は?

  • 基本的に200円につき1円、つまり0.5%が還元されます。 

どこで使える?ポイント使用時のレートは?

  • 上記提携先で、1ポイント1円で利用することができます。

Tポイントを最もおトクに活用するコツは?

  • それは、ファミマTカードによるポイント二重取り+ファミランクのポイントアップです。
  • Tポイントとしての還元は0.5%ですが、これにファミマTカード会社のポイント還元率0.5〜1.5%の二重取りが可能、Tポイントと合わせると合計1〜2.0%の還元、ということになります。 最大の還元率を受けるには、ファミマで1ヶ月15,000円の買い物をしてゴールドランクになる必要がありますが、2%還元は大きいですね。
  • さらにファミマTカードなら、TSUTAYAの年会費:300円が無料になりますのでDVDレンタルを普段から利用する人には有難いですね。

Tポイントを選ぶべきなのはどんな人?

  • 自宅や仕事場の最寄りにファミマがあり、コンビニの中では一番よく使う、という人
  • TSUTAYAを普段から利用している人

Ponta

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三菱商事、ローソン、リクルートなどが出資する、ロイヤリティマーケティングという会社が運営するポイント会社です。急進するTポイントの対抗軸として2010年からサービスを開始。Tポイントと異なり、直接事業を行わず共通ポイントの「黒子」に徹するというコンセプトで参加企業を多く集めました。

中核となっているローソングループを中心に、リクルート系のじゃらんホットペッパー、またJALが参加しているという点と、TSUTAYAへの対抗か、ゲオも参加していますね。

 

どこでたまる?(主な提携先)

point.recruit.co.jp

還元率は?

  • ローソン、高島屋などでの買い物には100円につき1ポイント、つまり1%の高還元率となります。
  • その他提携店では基本的に200円につき1ポイント、0.5%。 

どこで使える?ポイント使用時のレートは?

  • 上記提携先で、1ポイント1円で利用することができます。

Pontaを最もおトクに活用するコツは?

  • それは、JMBローソンPontaカードによるポイント三重重取りです。
  • Pontaとしての還元は0.5〜1%ですが、ローソンでこのカードで買い物をするとポイント還元率2.0%に。さらに0.5%相当のJALマイレージが付与されますので。合計最大2.5%の高還元率、ということになります。

Pontaポイントを選ぶべきなのはどんな人?

  • 自宅や仕事場の最寄りにローソンがあり、コンビニの中では一番よく使う、という人
  • 旅行や出張で飛行機を利用することが多く、JALマイレージをためている人

 

楽天スーパーポイント

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急激に勢力を拡大中の楽天スーパーポイントAmazonとしのぎを削るEC大手、楽天により提供されています。最近本当にいろんなお店で見かけるようになりましたね。

楽天グループの様々なオンラインストアでの還元に加え、楽天証券楽天ふるさと納税などもポイントが還元されます。またドミノピザなど、楽天ペイを決済手段のひとつとして採用している外部サイトでの支払いからもポイントがたまります。また2019年3月から開始したQRコード決済の楽天ペイとも連動しており、今後日本中のあらゆる実店舗でも利用できるようになっていくと思われますので、最も将来性のあるポイントとして注目しています。

 

どこでたまる?(主な提携先)

pointcard.rakuten.co.jp

還元率は?

  • 提携店舗により、0.5%〜1%の還元率ですが、マクドナルドなど比較的1%還元のところが多いようです。
  • 楽天Edy楽天ペイの支払いに対して0.5%の還元も受けられます。
  • その他、楽天銀行では振込みなどのサービス利用ごとに数ポイント、楽天証券では投資信託保有残高に応じたポイント付与など、様々な連携サービスが受けられます。
  • また楽天ふるさと納税にも対応しており、個人の納税額にもよりますが、ふるさと納税の対価で数万円単位での地方の名産品の返礼に加えて、ポイントがもらえるという、それって税金の仕組み的にいいんだっけ?という還元まで受けられます。

どこで使える?ポイント使用時のレートは?

  • 楽天グループの各オンラインサイト、および上記提携先で、1ポイント1円で利用することができます。
  • 楽天Edyにチャージすることで、Edy対応店舗や自動販売機などでも使えます。
  • さらに、楽天ペイアプリにチャージすることで、今後拡大するQRコード決済として利用できるようになります。

楽天スーパーポイントを最もおトクに活用するコツは?

  • それは、楽天カードによるポイント倍率アップです。
  • 提携店舗での1%に加えて、クレジットカード利用でさらに1%、合計2%の還元が受けられます。
  • さらに、楽天市場での買い物では還元率が3%まで上がりますので、いろいろ買い物をしていると気がつくと結構ポイントがたまってます。

楽天スーパーポイントを選ぶべきなのはどんな人?

 

その他のポイント

長い歴史があり、愛用者も多いJALマイレージなどの航空会社系ポイント、年々支払いの多くなっているスマホの料金から還元される通信キャリア系ポイント、少し主旨は違いますがPayPayを筆頭に乱立するQRコード決済のポイントバックなど、まだまだ語りつくせませんが、これらは今回ご紹介した業態を超えた共通ポイントではなく、わりと特化型のポイントですので、これらはまた別の記事で比較してみたいと思います。

 

 

結論!2019年7月時点、最強のポイントは?

人それぞれの生活スタイル、お金の使い方によって最適なポイントも人それぞれだとは思いますが、最近の勢いと今後の将来性を考えると、個人的には2019年7月現在の最強のポイントは「楽天スーパーポイントだと思います。日々の買い物から旅行、投資、納税でまでポイントがたまってしまう楽天経済圏。これからまだまだ大きくなりそうなポイントエコシステムに期待です。